6.DirectXTexの追加

さて、今回、DirectXTexの追加を行います。
Dx11にせよDx12にせよテクスチャを表示するためには「シェーダーリソースビュー」というオブジェクトを作成しなければなりません。これを0から作成するのは結構厄介なのと、画像ファイルから読み込む場合、画像フォーマットを調査し分岐などしなければいけないため、ちょっと敷居が高いです。DirectXTexはマイクロソフト社が公開しているテクスチャ作成用のライブラリでこのあたりの厄介な処理をすべてやってくれます。ですので「プロジェクト追加」の形でDirectXTexを使用したいと思います。
まず、前回のSimplaSampleTestというディレクトリを見てみましょう。その中は以下のような形になっていると思います。

2016080102

さらに一つ上のディレクトりに移行してください。今回は、まず、ここにLibsと言うディレクトリを作成します。
作成すると以下のようになります。

2016080101

それではそのLibsディレクトリの中に、BaseLib、include、libの3つのディレクトリを作成します。
以下のような感じです。

2016080103

ここまで作成したら今度はDirectXTexの設定を行います。
DirectXTexは、GitHubで公開されています。

https://github.com/Microsoft/DirectXTex

からダウンロードします。解凍するといろんなディレクトリがありますが、その中の「DirectXTex」というディレクトリごと上記の階層にコピーします。コピー後は以下のようになります。

2016080104

その後、コピーしたDirectXTexディレクトリの中を確認します。
いくつもの「.vcxproj」という拡張子と「.vcxproj.filters」という拡張子のファイルが確認できると思います。
この中で使用するのは「DirextX11用」として

DirectXTex_Desktop_2015.vcxproj
DirectXTex_Desktop_2015.vcxproj.filters

と、「DirextX12用」として

DirectXTex_Desktop_2015_Win10.vcxproj
DirectXTex_Desktop_2015_Win10.vcxproj.filters

だけです。ですので、ほかの「.vcxproj」という拡張子と「.vcxproj.filters」という拡張子のファイルはいらないので、削除しておきまず。削除後のDirectXTexディレクトリの中は以下のような状態です。

2016080105

Dx11シンプルの設定
ここまで準備ができたところで、SimplSampleTestディレクトリの「BaseCrossDx11.sln」をダブルクリックしてVS2015を起動します。前記事終了時点で、以下のようなソリューションエクスプローラになっているはずです。

2016080106

ここで「ソリューション」を右クリックし「追加」「新しいソリューションフォルダ」を選びます。

2016080107

すると、新規のフォルダ(フィルターのようなもの)ができるので、「Libs」と名前を付けます。

2016080108

今度はそのLibsを右クリックして「追加」「既存のプロジェクト」を選択します。

2016080109

すると、以下のようなファイル選択のダイアログが出るので、先ほどコピーした「DirectXTex」の中の「DirectXTex_Desktop_2015.vcxproj」を選択します。(Win10のほうは選択しないでください。こちらはDx12用です)

2016080110

するとソリューションエクスプローラが以下のようになります。

2016080111

ここまでで、Dx11シンプルにDirectXTexプロジェクトを追加できました。そして、今度はいま追加したDirectXTexプロジェクトの設定を変更します。
まず、以下のようにツールバーのビルドターゲットが表示されているプルダウンから「構成マネージャ」を開きます。

2016080112

表示されるダイアログから、「アクティブソリューション構成」の「編集」を選びます。

2016080113

表示されるダイアログから「Profile」を選択して「削除」します。

2016080114

ふたたび構成マネージャ」を開き今度は「DirextXTex」の「構成」「編集」を選びます。

2016080115

表示されるダイアログから「Profile」を選択して「削除」します。

2016080116

続いて以下のようにツールバーのプラットフォームが表示されているプルダウンから「構成マネージャ」を開きます。

2016080117

表示されるダイアログから、「アクティブソリューションプラットフォーム」の「編集」を選びます。

2016080118

表示されるダイアログから「x64」を選択して「削除」します。

2016080119

構成マネージャ」を開き今度は「DirextXTex」の「プラットフォーム」の「編集」を選びます。

2016080120

表示されるダイアログから「x64」を選択して削除します。

2016080121

ここまで終わったところで、「ファイル」「すべて保存」しておきましょう。
ちょっと長くなったので、続きは次回です。

 

 

 

 

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