2.想定する読者の方々などについて

 さて、DxBase2015およびDxBase2016はソースが公開されているフレームワークですが、実際に福島県郡山市にあります「国際情報工科大学校(通称WiZ)」のゲーム制作の授業で使われているフレームワークです。このフレームワークで作成されたゲームが「日本ゲーム大賞アマチュア部門」に応募されています。
 2015年には入賞をいただいたチームもありました。入賞作品は以下よりダウンロードできます。

http://gameproject.jp/gamedownload/

 そのため、BaseCrossの位置づけも教育目的が最初にあります。もちろんMITライセンスですので、企業様でお使いいただいてもかまいませんが、C++の学習がまず最初にあります。
 そして、このブログの目的も「一緒に考え、一緒に悩み、一緒に実験、そして実装しよう」というものです。ですので、内容がややもするとすでにわかりきっている技術や、いまさらほかのフレームワークで取り上げられることがない、根っこの話などがたくさん出てきます。
ですので、もし、「今日からゲーム制作を始めたい」方であれば、このブログはあまり役に立ちません。Unityやほかのフレームワークのほうが現実的ですし、情報もいろんなサイトでいっぱい紹介されています。
このブログが対象としている人は、以下の通りです。

*とにかく「急がない」そして「学びたい」人です。DirectX11や12、OpenGLなどの「ゲームエンジン」の仕組みを知りたい人。C++11を使ったプログラミングを一緒に考えたい人、です。
*企業様であれば、自社開発用のゲームフレームワークをお持ちでない、あるいは修正を考えられている企業様。とくにC++で開発されている企業様です。「BaseCross」全体を使用されるのではなくとも、構造や考え方など、開発のヒントになるかと思います。(誤解を招くと困るので補足しますと、「BaseCross」のソースが「使えるソースである」ということは言っていません。「開発のヒント」になるのではないか、ということです)

 僕も、グラフィックアクセラレータのコアな部分に精通しているわけではありません。DirectXにせよOpenGLにせよ、公開されている情報しか知りうる立場にありません。C++11にしても、参考書を何冊か所持しているだけですし、「VisualStdio2015コミュニティ」をダウンロードして使用するユーザーです。
このような、誰にでも手に入れられる環境で、一つ一つ調べたり、失敗したりを繰り返しながら、ゲームフレームワークを作成してきた一人です。
このような実験的でもあり、無謀でもあり、そして(必要ないかもしれない)試みにお付き合いいただける方であれば、きっと、ゲームプログラミングについての何らかのヒントを紹介できるのではないかと考えています。

 それでは、次回から、実際にプログラミングの話題を始めようと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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